2010年1月19日火曜日

GoogleドキュメントのTeXによる数式入力の練習。

Rを空でない集合、Rに加法、乗法の2つの算法が定義されているとする。

R\ne\phi\\
\forall a,b\in R[a+b\in R]\\
\forall a,b\in R[ab\in R]

Rが環(Ring)。

(1)\forall a,b,c\in R[(a+b)+c=a+(b+c)\\
(2)\exists 0\in R[a+0=0+a=a]\\
(3)\forall a\in R\exists -a\in R[a+(-a)=(-a)+a=0]\\
(4)\forall a,b\in R[a+b=b+a]

すなわちRは加法について可換群(Abel群)となる。また、

(5)\forall a,b,c\in R[(ab)c=a(bc)]\\
(6)\forall a,b,c\in R[a(b+c)=ab+ac\\
\wedge(a+b)c=ac+bc]\\
(7)\exists 1\in R\forall a\in R[1a=a1=a]

(2)の0を零元、(7)の1を単位元という。

また、Rが可換環。

上記の7つのことに加え、乗法について

\forall a,b\in R[ab=ba]

が成り立つ。

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