2010年1月19日火曜日

GoogleドキュメントのTeXによる数式入力の練習。

Gを巡回群とし、aをGの生成元とする。また、写像fを

f:Z\rightarrow G\\
\forall k\in Z[f(k)=a^{k}]

とする。そのとき、定義よりfは全射である。また

\forall k_{1},k_{2}\in Z\\
[f(k_{1}k_{2})=a^{k_{1}k_{2}}=a^{k_{1}}a^{k_{2}}=f(a^{k_{1}})f(a^{k_{2}})]

よりfは準同型写像なので、fは全射準同型となる。

HをGの部分群とする。

H\subset G\\
(1)1\in H\\
(2)\forall a,b\in H[ab\in H]\\
(3)\forall a\in G[a^{-1}\in H]

また、

f^{-1}(H)=A

とするとAはZの部分群である。よってAは巡回群である。

(1) \exists n\in Z(n\geq0)[A=nZ]

fは全射なので、

f(A)=H\\

よって

\forall h\in H\exists m\in Z[h=a^{nm}]
(このnは上記(1)のn)

よってHは

a^{n}

によって生成される巡回群となる。

結論:巡回群の部分群は巡回群。

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