Kamimura's blog
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2010年1月31日日曜日
数学学習の記録 78.2 自然数の整列性について。
GoogleドキュメントのTeXによる数式入力の練習。
Nを自然数とする。
Nの整列性について。
集合SをNの部分集合とし、集合Tを
とする。このとき、
である。また、
より、
となる。
このとき、上記の(3)より
となので、
が成り立つ。このmについて、Tの元なので、
となる。ここで、mがSの元ではない、
と仮定すると、
となり、
が成り立つ。よって
となるが、これは
と矛盾する。よって、mはSの元で、Sの最小元になる。
以上をまとめると、自然数Nの任意の空でない部分集合Sは最小元min Sを持つ。
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