2010年2月3日水曜日

GoogleドキュメントのTeXによる数式入力の練習。

実数列を、

(a_{n})_{n\in N}(a_{n}\in R)

とし、この実数列から定められる無限級数が収束して和sを持つと仮定する。

\sum_{n=0}^{\infty}{a_{n}}=s


このとき、任意の数の項を括弧でくくり、新たな数列、無限級数を定める。例えば、

(b_{n})_{n\in N}(b_{n}\in R)\\
b_{0}+b_{1}+b_{2}+\ \cdot\ \cdot\ \cdot\ =\\
(a_{0}+a_{1}+a_{2})+(a_{3}+a_{4})+(a_{5}+a_{6}+a_{7}+a_{8})+\ \cdot\ \cdot\ \cdot

このとき、無限級数

\sum_{n=0}^{\infty}{b_{n}}=t

の部分和の数列、

(t_{n})_{n\in N}(t_{n}\in R)\\
(t_{0}=b_{0},t_{1}=b_{0}+b_{1},t_{2}=\sum_{n=0}^{2}{b_{n}},\ \cdot\ \cdot\ \cdot\ )

は、数列

(s_{n})_{n\in N}(s_{n}\in R)

の部分列である。ここで、

s_{n}\rightarrow s

より、数列

(s_{n})_{n\in N}

の部分列もsに収束するので、

t_{n}\rightarrow s

以上より、

\sum_{n=0}^{\infty}{a_{n}}=s=\sum_{n=0}^{\infty}{b_{n}}


以上をまとめると、無限級数においても結合律に類似の法則が成り立つ。

(a_{n})_{n\in N}(a_{n}\in R)

\sum_{n=0}^{\infty}a_{n}=\\
(a_{0}+a_{1}+a_{2})+(a_{3}+a_{4})+(a_{5}+a_{6}+a_{7}+a_{8})+\ \cdot\ \cdot\ \cdot\

0 コメント:

コメントを投稿