2010年2月7日日曜日

GoogleドキュメントのTeXによる数式入力の練習。

fを関数とし、fは閉区間[a,b]で連続とする。

\forall x'\in [a,b]\forall \varepsilon\in R(\varepsilon>0)\exists\delta\in R(\delta>0)\forall x\in R\\
[|x-x'|<\delta\Rightarrow|f(x)-f(x')|<\varepsilon]

また、f(a),f(b)が反対符号、すなわち、

f(a)f(b)<0

とする。ここで、

f(a)<0<f(b)

と仮定する。そのとき、

A=\left\{d\in R|a\leq d<b\wedge\forall x\in [a,d][f(x)<0)\right\}

とする。すると、aはAの元で、bはAの上界であるので、sub Aが存在する。

a\in A,A\ne\phi,\forall d\in A[d\leq b]

ここで、

\forall x\in R\exists d\in A[a\leq x<\sup A\\
\Rightarrow x<d<\sup A\Rightarrow f(x)<0]]

が成り立つので、fの連続性より、

\lim_{x<\sup A,x\rightarrow\sup A}{f(x)}\leq 0

ここで、

f(\sup A)<0\ \cdot\ \cdot\ \cdot\ \ast

と仮定すると、

\sup A\in A\wedge \sup A<b

となり、fの連続性から、

\exists \delta\in R(\delta>0)\forall x\in R\\
[\sup A+\delta<b\wedge\\
( x\in [\sup A,\sup A+\delta]\Rightarrow f(x)<0)]

となり、

\sup A+\delta\in A

という矛盾がおこる。

よって、仮定*は偽となるので、

f(\sup A)=0

となる。

f(b)<0<f(a)

のときも同様。


以上のことをまとめると、関数fが閉区間[a,b]で連続でf(a)f(b)<0ならば、区間(a,b)にf(c)=0となるものが存在する。

\forall x'\in [a,b]\forall \varepsilon\in R(\varepsilon>0)\exists\delta\in R(\delta>0)\forall x\in R\exists c\in (a,b)\\
[((|x-x'|<\delta\Rightarrow|f(x)-f(x')|<\varepsilon)\wedge f(a)f(b)<0)
\Rightarrow f(c)=0]

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