2010年2月9日火曜日

GoogleドキュメントのTeXによる数式入力の練習。

fを関数、閉区間[a,b]で連続、さらに開区間(a,b)で微分可能とする。

そのとき、関数gを

g(x)=\frac{f(b)-f(a)}{b-a}\cdot(x-a)-f(x)+f(a)

とおくと、g(x)も閉区間[a,b]で連続、開区間(a,b)で微分可能となる。さらに、

g(a)=g(b)=0

が成り立つので、ロルの定理より、

\exists c\in(a,b)[g'(c)=0]

が成り立つ。このことと、

g'(x)=\frac{f(b)-f(a)}{b-a}-f'(x)

から、

g'(c)=\frac{f(b)-f(a)}{b-a}-f'(c)\\
f'(c)=\frac{f(b)-f(a)}{b-a}

が成り立つ。


以上をまとめると、関数fが閉区間[a,b]で連続、さらに開区間(a,b)で微分可能ならば、開区間(a,b)のある点cが存在してf'(c)=(f(b)-f(a))/(b-a)が成り立つ。

\exists c\in (a,b)\left[f'(c)=\frac{f(b)-f(a)}{b-a}\right]

0 コメント:

コメントを投稿