2010年2月13日土曜日

GoogleドキュメントのTeXによる数式入力の練習。

実数全部の集合Rの部分集合Eにおける関数列を

(f_{n})_{n\in N}

とする。そのとき、

この関数列が関数fに(単純、点別)収束する。

\forall x\in E\forall \varepsilon\in R(\varepsilon>0)\exists n_{0}\in N\\
\left[n_{0}\leq n\Rightarrow |f_{n}(x)-f(x)|<\varepsilon\right]

上記の関数列が関数fに一様収束する。

\forall\varepsilon\in R(\varepsilon>0)\exists n_{0}\in N\forall x\in E\\
\left[n_{0}\leq n\Rightarrow |f_{n}(x)-f(x)|<\varepsilon\right]

論理式を比較すればわかるように、ある関数列が関数fに一様収束するならばその関数列はfに収束するが、その逆は成り立たない(言葉で考えると、収束する場合はある自然数は任意のxに依存して定まる。一様収束する場合はxに依存せずに適当な自然数をとることができる。)。つまり、収束しても一様収束しない場合がある。

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