2010年3月7日日曜日

GoogleドキュメントのTeXによる数式入力の練習。

(X,M,\mu)を測度空間とし、Aを可測集合とする。

A\in M

また、fをA上の可測関数とする。

\forall a\in R\left[\left\{x\in A|a<f(x)\right\}\in M\right]

そのとき、

A_{1}=\left\{x\in A|f(x)<0\right\}
A_{2}=\left\{x\in A|0\leq f(x)\right\}

とおけば、

A=A_{1}\cup A_{2}\\<br />A_{1}\cap A_{2}=\phi

となり、

\int_{A}|f|\ d\mu
=\int_{A_{1}}|f|\ d\mu+\int_{A_{2}}|f|\ d\mu
=\int_{A_{1}}f^{-}\ d\mu+\int_{A_{2}}f^{+}\ d\mu

となる。

よって、A上の可測関数fがルベーグ積分可能であるためには|f|がA上でルベーグ積分可能であることが必要十分である。

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