2010年4月6日火曜日

数・式の計算・方程式 不等式 (数学読本)"の第4章 問2,3,4を解いてみる。




問2

(1)

仮定と3より

a+c>b+c,b+c>b+d

よって2より

a+c>b+d

(2)

仮定と4より

ac>bc,bc>bd

よって2より

ac>bd

(3)

仮定と21より

\frac{a}{b}>\frac{b}{b}=1\\<br />\frac{1}{b}>\frac{1}{a}


問3

a>b,c>d\Rightarrow a+c>b+d

は証明済み。

2つとも=の場合

a+c=b+d

一方が=の場合(a=bまたはc=d)以下、a=bの場合

a+c=b+c>b+d

c=dの場合も同様

よって

a\geq b,c\geq d\Rightarrow a+c\geq b+d


a\ne b

と仮定すると、

a+c=b+d-c+c\geq b+d

となりa+c=b+dという仮定と矛盾する。よって

a=b

同様に、

c=d


問4

a^{2}\geq0,b^{2}\geq0

より、

a^{2}+b^{2}\geq 0


a\ne0

と仮定すると、

a^{2}+b^{2}>0

となり、問題の仮定と矛盾する。よって、

a=0

同様に

b=0

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