2010年4月9日金曜日

数・式の計算・方程式 不等式 (数学読本)"の第4章 問26,27,28を解いてみる。




問26

仮定よりa,bは同符号、あるいは0である。

正のとき明らかに

|a+b|=|a|+|b|

負のとき

|a+b|=-(a+b)=(-a)+(-b)=|a|+|b|


問27

|a|<|b|

のとき、左辺は負となるので問題の不等式は成り立つ。

|a|\geq|b|

のとき、

右辺^{2}-左辺^{2}
|a+b|^{2}-(|a|\ -\ |b|)^{2}\\<br />=2(ab+|a|\ |b|)\geq0

よって問題の不等式は成り立つ。


問28

右辺^{2}-左辺^{2}=
2(a^{2}+b^{2})-(a^{2}+b^{2}+2|a|\ |b|)\\<br />=a^{2}+b^{2}-2|a|\ |b|\\<br />=(|a|\ -\ |b|)^{2}\geq0

よって問題の不等式は成り立つ。

blogram投票ボタン 人気ブログランキングへ Yahoo!ブックマークに登録

0 コメント:

コメントを投稿