2011年2月28日月曜日

"解析入門〈1〉数/数列と級数/関数の極限と連続性/微分法/各種の初等関数 松坂 和夫 (著) "の第1章(数)の1.2(自然数, 整数)の問題1.2, 7を解いてみる。



問題1.2

7.

p_{0}をaの任意の素因数とする。

この素因数がp以下だと仮定すると、p_{0}は2,3,5,・・・,pの素数のいずれかと一致する。そしてその素数でaは割り切れる事になるが、どの素数でaを割っても1余る事になる。これはp_{0}がaの素因数であるという仮定と矛盾する。

ゆえに、aの任意の素因数はpより大きい。

このことから、任意の素数pに対して

a=2・3・5・・・p+1

はpより大きいある素因数p_{0}をもつことになるので、素数は無限に存在する。

(証明終)

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