今日読んだ本と感想。
動物に霊魂はあるのか、それとも動物は感じることのない機械なのか――。アリストテレスに始まり、モンテーニュを経て、デカルトの登場によってヨーロッパ哲学界で動物をめぐる論争は頂点に達した。古代ギリシャ・ローマ時代から二〇世紀のハイデッガー、デリダまで、哲学者たちによる動物論の系譜を丹念に跡づける。動物/生命へのまなざしの精緻な読解によって「人間とは何か」を照らし出す、スリリングな思想史の試み。
昨日に続き、今日も科学系ではない、哲学系の本読んでみることに。とはいっても、哲学、数学、科学と昨日の日本史関連の本よりは科学関連の本に近いかもしれないけど。と思っていたら、やっぱり本書には数学者が登場した。あらためて哲学と数学は深い関係があることを再認識。
na内容で気になったのは、というか言葉は、「霊魂」という言葉。私は生粋の物理学者だったりする訳ではないので、本書に登場してくるように、命がなくなった、生物が死んだのを、壊れたっていう表現には違和感を感じる。かといってある宗教を深く信仰してる訳でもないので、霊魂の霊や魂という言葉にはオカルト的な印象を感じてしまう。
何かちょうどいい言葉があればいいのになあと思った。(というか既にあるけど私の語彙不足で知らないだけかも。。)
ということで、知っている語彙を増やすためにはもちろんのこと、知識と教養をより広く浅く身に付けるために、今後も様々な分野の本を、選り好みせずにどんどん読んでいこうと思った今日この頃。
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