今日読んだ本と感想。
あすの新聞がけさ読める!?
都筑卓司氏のベストセラー新装版刊行!
1971年初版49刷 29万部
どうすればタイムマシンを作れるか?
光より速く走る粒子「タキオン」があれば、時間旅行は可能になる!?だが、過去に戻って自分の祖先を殺してしまうような矛盾はどう解決されるのか?タイムマシンを主題に、いまだ正体のはっきりしない「時間」の問題に鋭く切り込んだ意欲作。
目次
- 第1章 タイムマシン
- 第2章 時間の逆行は可能か
- 第3章 超光速粒子タキオン
- 第4章 メタ相対論
- 第5章 超光速現象をめぐって
本書のマンガ版を以前に読んでから、本書を読んでみたいと思っていたので実際に読むことに。
最初にもしタイムマシンがあったらという物語があり、その後、タイムマシン、時間、空間等についての物理学による考察、さらにはその考察の中にも想像しやすい具体的な例が豊富でとても読みやすく面白い1冊だった。
ただ、物理学による考察、解説の部分はちょっと難しいなあと感じたので、物理学が好きではないというような人は、最初に上げた本書のマンガ版を読んで、それでもし興味が湧いたら本書を手に取ればいいと思う。私自身も物理学はそんなに好きではない、得意ではないけど本書を楽しめたのは最初にマンガ版を読んでいたおかげかも。
ということで、本書の内容のタイムマシンの話についてはもちろん楽しめたし、他にもどんなジャンルの本でも自分にあった難易度の本から読み始めることが重要だなあとあらためて感じた今日この頃。
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