今日読んだ本と感想。
そうだったのか!
スラスラ読めて、統計学の全体像が丸わかり!
現代人に必須の統計思考力が身につく!
統計学が発展した歴史を追いながら基本的な概念をもれなく解説。さまざまな統計手法がなぜ必要なのか、どう役に立つのかが無理なく理解でき、世の中に溢れる膨大な数字やデータから有用な情報を見抜く目が養える。
統計学は怖くない!本書を読めばここまで理解できる
平均/最頻値/標準偏差/バラツキ/正規分布/離散変数/変動係数/度数分布/標本/ポアソン分布/回帰分析/分散分析/カイ2乗分布/自由度/相関/t検定……
目次
- 数字の海におぼれる
- 平均かバラツキか
- なぜ統計学を学ぶべきなのか
- 統計学とはどういうものか
- 統計学という言葉の意味
- 人口動態統計vs.数理統計学
- 統計学の考え方
- ダーウィンと統計的母集団
- ヴィクトリア朝時代の価値観
- はじめの一歩〔ほか〕
ブルーバックスのマンガシリーズは本当にマンガ(マンガ量子論入門やマンガ 量子力)なのと、マンガというよりは挿絵が多めの文章(マンガ量子論入門等)の2通りあるけど、本書は後者だった。(私は前者を期待して入手したのでその点ではちょっと残念。。中身見ないで見分ける方法ないのかな〜)
内容は、統計学の歴史、人物、そして実例が豊富で、よくある統計学系の入門の本とはひと味違って面白かった。実際に統計学を学習している最中で行き詰まってたりしたら、箸休め的に本書を読むと気分転換になったり、また違った角度から統計学を考えてみたりできるようになっていいかも。これから統計学を学ぼうと思ってる人は、その序章として理論だけを学んでいく前に本書を読むといいかも。
逆に、統計学を学び始めようとしていて、最初から手と頭をどんどん使って問題を解いていくといった形がいいなら本書は向いてなさそう。
ということで、統計学の理論や計算等から少し離れて、歴史やその背景、人物等を知ることをできて、統計学や確率の分野があまり好きではない私にとってはいい気分転換になった今日この頃。
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