2012年11月16日金曜日

学習環境

数学読本〈1〉数・式の計算/方程式/不等式 の第4章(大小関係をみる - 不等式)4.4(集合・命題・条件)問40を解いてみる。

問40.

(1)

m n をともに奇数とし、

m=2k+1,n=2l+1

とおく。このとき、

nn=( 2k+1 )( 2l+1 )=2j+1

という形になる。よって mn は偶数。

よってこの対偶も成り立つので問題の命題も成り立つ。

(証明終)

(2)

a b ともに5以下とする。このとき、

a=b=5

とすると、

a 2 + b 2 =50

よって、

a>0,b>0, a 2 + b 2 >50

ではない。

問題の命題はこの対偶なので成り立つ。

(証明終)

(3)

m n のいずれかは3の倍数ではないとする。

m=3k+1

のとき、

( 3k+1 ) 2 =3l+1

という形になり、 n が3の倍数であってもなくても

m 2 + n 2

は3の倍数ではない。

m=3k+2

のとき、

m 2 =3l+4=3( l+1 )+1

となり、上記と同様に

m 2 + n 2

は3の倍数ではない。

よって問題の命題はこの対偶なので'成り立つ。

(証明終)

0 コメント:

コメントを投稿