2014年5月17日土曜日

開発環境

計算機プログラムの構造と解釈(Gerald Jay Sussman(原著)、Julie Sussman(原著)、Harold Abelson(原著)、和田 英一(翻訳)、ピアソンエデュケーション、原書: Structure and Interpretation of Computer Programs (MIT Electrical Engineering and Computer Science)(SICP))の2(データによる抽象の構築)、2.4(抽象データの多重表現)、2.4.3(データ主導プログラミングと加法性)、メッセージパッシング、問題 2.76.を解いてみる。

その他参考書籍

問題 2.76.

新しい型が絶えず追加されるシステムの場合。

データ主導流の方法では、型によって振り分けるので、各演算に新しい振り分けを追加しなければならない。メッセージパッシング流の場合は演算による振り分けで、型による振り分けではないので、各演算に新しい振り分けを追加する必要はない。よってメッセージパッシング流の方法が最も適している。

新しい演算が絶えず追加されるシステムの場合。

データ主導流の方法は、型によって振り分けるので、新しい演算が追加されても新たな振り分けを追加する必要がない。一方、メッセージパッシング流の方法の場合は、各データオブジェクトに新たな演算による振り分けを追加しなければならない。よって、データ主導流の方法が最も適している。

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