2014年6月9日月曜日

今日読んだ本、Learning Unix for OS X Mountain Lion (Dave Taylor(著)、 O'Reilly Media)( 読んだのは原書の方の洋書だから、邦訳版と内容が違うところがあるかも。)の感想。

内容紹介

ロングセラー書の改訂第5版。OS Xで初めてUnixに触れる人にとって必要な情報は何かを簡潔にまとめた、Macユーザにとっても敷居が高くないUnixコマンドの解説書。Unixシステムでよく使われるコマンドを網羅的に解説します。コマンド例を示しながら詳しく丁寧に説明しているので、読者はターミナルアプリを操作し実際にコマンドを試しながらUnixの基礎を学ぶことができます。本書を読み進めながらUnixのさまざまな機能に触れアプリケーションを探求することで、Unixコマンドを自然に使いこなせるようになります。
Think your Mac is powerful now? Author Dave Taylor shows you how to get much more from your system by tapping into Unix, the robust operating system concealed beneath OS X’s beautiful user interface. Mountain Lion puts more than a thousand Unix commands at your fingertips - for finding and managing files, remotely accessing your Mac from other computers, and using a variety of freely downloadable open source applications. Take a friendly tour of the Unix command line and 50 of the most useful utilities, and quickly learn how to gain real control over your Mac.

目次

  • 1章 Unixを使う理由
  • 2章 ターミナルを使う
  • 3章 ファイルシステム探訪
  • 4章 ファイル管理
  • 5章 ファイル検索と情報取得
  • 6章 入出力のリダイレクト機能
  • 7章 マルチタスク
  • 8章  Unixのネットワーク環境
  • 9章 ウインドウシステムと X11
  • 10章 今後

bash(シェル/シェルスクリプト)に入門する前に - 入門Unixオペレーティングシステム [単行本] Jerry Peek, John Strang, Grace Todino (原著), 羽山 博( @Gessys ) (翻訳)で書いたように、MacでUnixに入門するなら、こちらの本の方が適してるのかなぁということで読んでみた。実際読んでみたら、やっぱりfor OS Xということもあり、こちらの方が適してる。

Mac以外の他のUnixだと必要かもしれないけど、Macならとりあえずは必要ないだろう機能等の解説は省かれてすっきりしてる。(以前に読んだ上記の本には、Macならしばらくは(あるいはずっとかも?)使うことのなさそうなアプリ、ソフト、機能等の解説が、結構あったりする。とはいっても、本書と比較するとそう感じるだけで、実際はどちらも、すぐに読み終えることができるくらいのページ数。) さらに、他のUnixにはない、Mac OS Xの独自の、特有の機能、コマンド等の解説、OS Xに特化したソフト、アプリの紹介や、使い方の解説があるから。

なので、最初からこっちの本を身つられればよかったなぁと思いつつも、以前の本を読んだときに、せっかくUnixの本を読んだから、OS Xに限らず、他のUnixも使ってみようと思い、FreeBSD 10に入門するきっかけになったから、それはそれで良かった。(VMware Fusion 6上で)

ということで、本書も読んで満足したので、今はまだ、少しずつカスタマイズしてみたりしてるだけのBashについて、より理解を深めたり、シェルスクリプトも書いてみたりしながら、より快適に普段の作業出来るようになれればいいなぁと思った今日この頃。

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