今日読んだ本、オイラーの公式がわかる 数学の至宝を知る (ブルーバックス) (原岡 喜重 (著)、講談社)の感想。
オイラーの公式の数学的な美しさと、実際にそれがどういう風に役に立っているのかという2つのことがよくわかる本。
本書を読んで、数学の部分の過程、証明等の部分が物足りない場合は、オイラーの贈物を読めば満足出来る。(ただ、ページ数は大幅に増える。)また、2つ目の部分の応用については、1つ目のオイラーの公式を導き出す部分と比べて、予備知識がないと若干難しく感じるかも。(ただ、理解はできなくてもどういう風にオイラーの公式が応用されてるのかの雰囲気はつかめるから、それだけでも十分に楽しめる。)
先にオイラーの贈物を読み終えた後でも、2つ目のオイラーの公式がどういう風に応用されているかを知ることができる。(オイラーの贈物にも応用について書かれているけど、本書の物理、工学への応用とはまた違った、数学分野での応用例が多かった。)
ということで、あらためてオイラーの偉大さ、オイラーの公式のありがたさを感じた今日この頃。
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