2017年9月22日金曜日

学習環境

線型代数入門(松坂 和夫(著)、岩波書店)の第3章(線型写像)、2(写像(II))、問題3.を取り組んでみる。


    1. tを任意のTの元とする。

      合成写像 g ○ f は全射なので(g ○ f)(r) = t を満たすRの元rが存在する。

      よってg(f(r)) = t 隣、f(r)はSの元なので、写像gは全射である。


    2. r_1、r_2をRの任意の元とする。

      f(r_1) = f(r_2) とする。

      合成写像 g ○ fが単射とすると、(g ○ f)(r_1) = (g ○ f)(r_2)、ならば r_1 = r_2。

      よって合成写像 g ○ fが単射とすると、g(f(r_1)) = g(f(r_2))、ならば r_1 = r_2。

      f(r_1) = f(r_2) という仮定より、g(f(r_1)) = g(f(r_2))。

      よってr_1 = r_2。

      ゆえに、fは単射である。

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