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2017年10月19日木曜日

学習環境

線型代数入門(松坂 和夫(著)、岩波書店)の第3章(線型写像)、8(線型写像の空間)、問題1、2.を取り組んでみる。


  1. (cF)(v+w)=cF(v+w)=c(F(v)+F(w))=cF(v)+cF(w)=(cF(v))+(cF)(w)

    1. 加法について。


      1. (F+(G+H))(v)=F(v)+(G+H)(v)=F(v)+(G(v)+H(v))=(F(v)+G(v))+H(v)=(F+G)(v)+H(v)=((F+G)+H)(v)F+(G+H)=(F+G)+H

      2. F,G,HL(V,W)vV(F+G)(v)=F(v)+G(v)=G(v)+F(v)=(G+F)(v)F+G=G+F

      3. Zをベクトルう空間Vからベクトル空間Wへの写像とし、Vの任意の元に対してZ(v) = 0(Wの零ベクトル)とする。

        和について。

        v,v'VZ(v+v')=0=0+0=Z(v)+Z(v')

        スカラー倍について。

        c,vVZ(cv)=0=c0=cZ(v)

        よって、Zは線型写像なので、L(V, W)の元となる。

        このZについて。

        FL(V,W)vV(F+Z)(v)=F(v)+Z(z)=F(v)F+Z=F

      4. 写像FをL(V, W)の任意の元とする。

        vV(F+(F))(v)=F(v)+(F)(v)=F(v)F(v)=0

    2. スカラー倍について。


      1. cF,GL(V,W)vVc(F+G)(v)=c(F(v)+G(v))=cF(v)+cG(v)=(cF)(v)+(cG)(v)=(cF+cG)(v)c(F+G)=cF+cG

      2. c1,c2FL(V,W)vV((c1+c2)F)(v)=(c1+c2)F(v)=c1F(v)+c2F(v)=(c1F)(v)+(c2F)(v)=(c1F+c2F)(v)(c1+c2)F=c1F+c2F

      3. (c1c2)F(v)=(c1c2F)(v)=c1(c2F)(v)(c1c2)F=c1(c2F)

      4. (1F)(v)=1F(v)=F(v)1F=F

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