学習環境
- Surface 3 (4G LTE)、Surface 3 タイプ カバー、Surface ペン(端末)
- Windows 10 Pro (OS)
- 数式入力ソフト(TeX, MathML): MathType
- MathML対応ブラウザ: Firefox、Safari
- MathML非対応ブラウザ(Internet Explorer, Microsoft Edge, Google Chrome...)用JavaScript Library: MathJax
- 参考書籍
線型代数入門(松坂 和夫(著)、岩波書店)の第3章(線型写像)、5(同型写像)、問題5.を取り組んでみる。
v1、v2をベクトル空間Vの任意の元とする。
F(v1) = F(v2)と仮定すると、G(F(v1)) = G(F(v2))、すなわち (G∘F)(v1) = (G∘F)(v2)となる。
また、G∘FはVからVへの恒等写像、すなわち単射なので、v1 = v2 となる。
よって、Fは単射。
wをベクトル空間Wの任意の元とする。
G'(w) = vとおくと、F(G'(w)) = F(v)、すなわち(F∘G')(w) = F(v)となる。
また、F∘G'はWからWへの恒等写像で(F∘G')(w) = wとなるので、w = F(v)となる。
よってFは全射。
以上より、Fは全単射。
よって、FはVからWへの同型写像。
vをベクトル空間Vの元とする。
F(v) = wとおく。
G(F(v)) = G(w)、(G∘F)(v) = G(w)、v = G(w)となる。
よって、GはFの逆写像に等しい。
wをベクトル空間Wの元とする。
よって、G'はFの逆写像に等しい。
0 コメント:
コメントを投稿