2017年10月5日木曜日

学習環境

解析入門〈3〉(松坂 和夫(著)、岩波書店)の第11章(集合論初歩)、11.1(集合・論理・関係)、問題9.を取り組んでみる。


  1. XのなかのR閉集合。

    β( α( ϕ ) ) =β( Y ) =ϕ

    写像が定値写像、f(x) = cの場合。

    β( α( X ) ) =β( { c } ) =X

    定値写像ではない場合。

    β( α( X ) ) =β( ϕ ) =X

    いずれの場合も集合XはR左閉集合となる。

    f( X )= Y 0 y Y 0 β( α( f 1 ( y ) ) ) =β( { y } ) = f 1 ( y )

    Xの中のR閉集合(R左閉集合)は以上のような集合からなる。

    上記のそれぞれに対応するYの中のR閉集合(R右閉集合)を考える。

    空集合について。

    α( β( Y ) ) =α( ϕ ) =Y

    Xについて。

    α( β( ϕ ) ) =α( X ) =ϕ

    fの値域の各元につ。

    y Y 0 α( β( { y } ) ) =α( f 1 ( y ) ) ={ y }

    よって、Yの中のR閉集合(R右閉集合)は上記のような集合になる。

    ガロア対応について。

    α( ϕ )=Y,Y=β( ϕ ) α( X )=ϕ,X=β( ϕ ) y Y 0 α( f 1 ( y ) )={ y }, f 1 ( y )=β( { y } )

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