学習環境
- Surface 3 (4G LTE)、Surface 3 タイプ カバー、Surface ペン(端末)
- Windows 10 Pro (OS)
- 数式入力ソフト(TeX, MathML): MathType
- MathML対応ブラウザ: Firefox、Safari
- MathML非対応ブラウザ(Internet Explorer, Microsoft Edge, Google Chrome...)用JavaScript Library: MathJax
- 参考書籍
解析入門〈3〉(松坂 和夫(著)、岩波書店)の第12章(距離空間の位相)、12.1(位相の基礎的諸概念)、問題5.を取り組んでみる。
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xを開集合AとBの閉包の共通部分の任意の点とする。
xはBの閉包の元、触点であるから、任意の正の整数ε0に対して0B(x;ε0)とBの共通部分は空ではない。
xは開集合Aの元なので、ある正の数δが存在して、B(x;δ)はAの部分集合である。
εを任意の正の数とする。
εとδの小さい方の数をδ0とする。
B(x;δ0)はB(x;ε)の部分集合である。
また、B(x;δ0)はB(x;δ)の部分集合でもある。
B(x;δ0)とBの共通部分は空ではないので、共通部分の1つの元をx0とする。
x0はB(x;δ0)の元なのでB(x;ε)の元である。
x0はB(x;δ0)の元なのでB(x;δの元)の元、すなわちAの元である。
以上より、x0はB(x;ε)とBとAの共通部分の元である。
よって、xはAとBの共通部分の触点である。
ゆえに、問題の包含関係が成り立つ。
(証明終)
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