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集合論入門(基礎数学シリーズ)(松村 英之(著)、朝倉書店)の3.(順序)、3.1(順序)の問18.を取り組んでみる。
とする。
また、 X の順序を(a は b。約数である。 b は a の倍数である。)
と定め、 Y の順序を通常の大小で定める。
また、 X から Y への写像 f を、と定める。
このとき、 f は全単射である。
また、 X の任意の元 a、 b に対して、
が成り立つ。
よって f は単調な全単射である。
f の逆写像について、
となるので、 f の逆写像は単調ではない。
X が全順序集合の場合。
f が単調な全単射と仮定する。
a、b を Y の任意の元とする。
X は全順序集合なので、
が成り立つので、
よって、 Y は全順序集合である。
また、
のとき、
となり、 f は単調な写像なので、
よって f の逆写像も単調である。
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