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集合・位相入門 (松坂 和夫(著)、岩波書店)の第2章(集合と濃度)、1(集合の対等と濃度)、(A)集合の対等、問題7.を取り組んでみる。
集合 A における間係 R を
と定める。
このとき、 A の任意の元 a、 b、 c に対して
が成り立つ。
よって、関係 R は反射律、対称律、推移律を満たすので、同値関係である。
また、写像 g を、
と定めると、 B は A の同値関係してによる商集合から集合 B への全単射である。
実際に確認。
よって g は単射。
また、 b を B の任意の元とするとき、 f は全射なので、ある A の元 a が存在して、
よって、
となり、 g は全射である。
ゆえに、 g は全単射である。
以上より、
は対等である。
(証明終)
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