学習環境
- Surface 3 (4G LTE)、Surface 3 タイプ カバー、Surface ペン(端末)
- Windows 10 Pro (OS)
- 数式入力ソフト(TeX, MathML): MathType
- MathML対応ブラウザ: Firefox、Safari
- MathML非対応ブラウザ(Internet Explorer, Microsoft Edge, Google Chrome...)用JavaScript Library: MathJax
- 参考書籍
線型代数入門(松坂 和夫(著)、岩波書店)の第3章(線型写像)、10(行列の階数)、問題1.を取り組んでみる。
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5から2について。
BをBA=Inとなる行列とする。
Ax = 0の両辺の左側からBを掛ける。
よって、Ax = 0は自明な解しかもたない。
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2から3について。
Ax = 0が自明な解しかもたないとする。
bをR^nの任意の元とする。
Ax = 0より線型変換LAは単射である。
よって、LAは全射である。(定理3.20より)
ゆえにAx = Bを満たすR^nの元xが存在する。
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3から4について。
仮定より、LAは全射。
よって、LAの階数はn。(定理3.20より)
ゆえに、rank A = n。
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4かr5について。
rank Aのとき、線型写像LAの階数はn。
よって、LAは同型写像。(定理3.20より)
ゆえに、LAは逆写像LBが存在する。
よって、AB = BA = Inとなる。
以上により、命題3.24のn次元の正方行列Aに関する5つの条件は互いに同等である。(証明終)
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