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集合・位相入門(松坂和夫 数学入門シリーズ 1) (松坂 和夫(著)、岩波書店)の第2章(集合と濃度)、2(可算集合、非可算集合)、問題5.を取り組んでみる。
問韙の有限部分集合全体の集合を X とおく。
A は可算集合なので、
また、任意の正の整数 n に対して、
よって、
集合 Y を
とおく。
y を Y の任意の元とする。
そのとき、ある正の整数 m が存在して、となる。
とおく。
以上のことから、 Y から X への写像を、
と定める。
この写像 f は Y から X への全射である。
よって、
ゆえに、
となる。
(証明終)
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