2017年12月27日水曜日

学習環境

解析入門〈3〉(松坂 和夫(著)、岩波書店)の第13章(連続写像の空間)、13.2(ストーン・ワイエルシュトラスの定理)、問題1.を取り組んでみる。


    • f , g B X

      とする。

      このとき、 ある定数

      M 1 , M 2

      が存在して、集合 X の任意の元 x に対して

      f x M 1 , g x M 2

      が成り立つ。

      このとき、

      f x g x M 1 M 2 c f x c M 1 f x g x M 1 M 2

      が成り立つので、

      f + g , c f , f g B X

      よって、有界写像全体の集合は関数環である。


    • f , g C X

      とする。

      f + g , c f , f g C X

      よって、連続写像全体の集合は関数環である。


    • 上記のことから、

      f , g C b X

      のとき、

      f + g , c f , f g C b X

      よって、有界連続写像全体の集合は関数環である。

0 コメント:

コメントを投稿