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集合・位相入門 (松坂 和夫(著)、岩波書店)の第3章(位相空間)、1(R^nの距離と位相)、問題3.を取り組んでみる。
c=(c1,…,cn)c=(c1,…,cn)を開区間の任意の点とする。
0<ε<min{d(c1,a1),d(c1,b1),…,d(cn,an),d(cn,bn)}0<ε<min{d(c1,a1),d(c1,b1),…,d(cn,an),d(cn,bn)}とおけば、
(ck-k,ck+ε)⊂(ak,bk)(k=1,…,n)(ck−k,ck+ε)⊂(ak,bk)(k=1,…,n)となり、すなわち
B(c;ε)B(c;ε)は開区間 に含まれる。
よって開区間の任意の点は開区間の内点なので、開区間は開集合である。
c=(c1,…,cn)c=(c1,…,cn)c を閉区間の補集合の任意の点とする。
0<ε<min{d(c1,a1),d(c1,b1),…,d(cn,an),d(cn,bn)}0<ε<min{d(c1,a1),d(c1,b1),…,d(cn,an),d(cn,bn)}とおけば、
[ai,bi]∩(c1-ε,c1+ε)=ϕ(i=1,…,n)よって、
B(c;ε)は閉区間の補集合に含まれる。
よって、閉区間の補集合は開集合である。
ゆえに、閉区間は開集合の補集合なので閉集合である。
(証明終)
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