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ラング線形代数学(上)(S.ラング (著)、芹沢 正三 (翻訳)、ちくま学芸文庫)の2章(ベクトル空間)、3(基底)、練習問題4.を取り組んでみる。
2つのベクトルが1次従属とする。
このとき、
ならば、
となる x、 y が存在する。
x が零ではない場合、
y が零ではない場合、
よって、2つのベクトルが一次従属ならば
である。
ゆえに、その対偶を考えれば、
ならば2つのベクトルは一次独立である。
とする。
を法たす x、 y を考える。
場合分け。
のとき、
b、 c が共に零の場合、
よって、
のとき成り立つので1次従属。
のとき、
よって
のとき成り立つので1次従属。
のとき、
よって
のとき成り立つので1次従属。
同様に d が零の場合も1次従属である。
の場合。
よって、
のとき成り立つので1次従属である。
ゆえに、
ならば、2つのベクトルは1次従属である。
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