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2019年5月12日日曜日

学習環境

解析入門 原書第3版 (S.ラング(著)、松坂 和夫(翻訳)、片山 孝次(翻訳)、岩波書店)の第4部(級数)、第14章(テイラーの公式)、8(一意性定理)の練習問題4の解答を求めてみる。



    1. 問題の仮定より、十分小さいすべての x に対して、

      |f(x)|C1|x|n|g(x)|C2|x|n

      が成り立つので、

      |f(x)+g(x)||f(x)|+|g(x)|C1|x|n+C2|x|n=(C1+C2)|x|n

      よって、

      f(x)+g(x)=O(xn)(x0)

      が成り立つ。

      また、定数倍について、

      |Kf(x)||K||f(x)||K|C|x|n=(|K|C)|x|n

      すなわち

      Kf(x)=O(xn)(x0)

    2. |x|<1|xn||x|mxn=O(xm)(x0)

    3. |f(x)g(x)||f(x)||g(x)|C1|x|nC2|x|m=(C1C2)|x|n+mf(x)g(x)=O(xn+m)(x0)

    4. f(x)P(x)+C1|x|n+1g(x)Q(x)+C2|x|n+1f(x)P(x)Q(x)+P(x)C2|x|n+1+Q(x)C1|x|n+1+C1C2|x|2n+2P(x)Q(x)+C3|x|n+1+C4|x|n+1+C5|x|+C6|x|n+1=P(x)Q(x)+C|x|n+1f(x)=P(x)Q(x)+O(xn+1)(x0)

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