2019年7月4日木曜日

読書環境

今日読んだ本、教養として学んでおきたい哲学 (マイナビ新書) (岡本裕一朗(著)、マイナビ出版)の感想。

哲学っていうものが何かはっきりと理解してないけど、なんとなくイメージしてる哲学は、なんか難しい、イメージしてる哲学の話をしてくる人はなんか難しい話をしてる、あるいは自分のことを賢く見せたいのかなぁなんて思ったりも。だから、普段そのような話になった場合は、なんとなく聞いているふりをして相槌をうって聞き流したり。ただ、哲学って何かが分かってないのにそういう態度はよくないかなと思って本著を読んでみることに。

元々持ってたイメージをなるべく忘れて難しいからと遠ざけることをしないことを心がけて読み進めることに。心がけたからか、あるいは本著が易しいからか、最初の心がけ通り読み終えることができた。難しくなかったわけではないけど、遠ざけるということはなかった。

おわりに

哲学入門書のための入門
とあったから、それだけ著者が愉しく解説してくれたというのも理由の一つかも。表紙にひととおり理解するのに最適な一冊とあったことについて、理解できたかは自信をもてないところはあるけど、少なくとも哲学について知ることはできたのでよかった。

教養として学んでおきたいという部分に関しては、元々そんなに哲学、哲学史、学説等に精通してるわけではないから、これで教養として十分か不足してるかは判断できなかったり。ただ、教養はあって困るものではないし、本著は上の引用からも、次のステップへの踏み台の目的でもあるから、もっと知りたい、理解したいと思った人は、本著で紹介されている書籍をさらに読めば良さそう。私自身はというと、今のところは踏み台を得られたことだけで満足。遠ざけないようにするというのが本著を手にした主な目的の一つだったから。

ということで、今後はもしたまたま普段の会話等で哲学の話になっても、難しいからといって遠ざけて聞いたふりをするのではなく、ちゃんと耳を傾けて話を聞くようにしようと思ったし、それによってより深い関係を築ければいいなぁ思ったこの頃。

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