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今日読んだ本、植物はおいしい (ちくま新書) (田中 修(著)、筑摩書房)の感想。
植物は美味しいの植物って、身近な植物ともあるから道端に生えてる草、あるいは登山などで見かけるような植物、食べられる野草、山菜等の話かと思ったら全然違った。身近というのは、普段食べている植物について。作物、野菜や果物、穀物、きのこ等の話。だから、最初に書いた目的に合う本を探しているという人は注意。
そうすると、野菜嫌い等の人以外にとっては植物、特に好きなものが美味しいって当たり前のことかと思うけど、内容はその美味しい理由が書かれている感じ。成分だったり旬の季節だったり。
また、美味しい理由と関係なく、それ居合に最初に書いたような色々な植物の様々な雑学について知ることができるような内容。原産地とか名前の由来、あるいは変わった性質など。どちらかというとこちらの話の方が面白かった。
注意点としては、所々に著者のダジャレみたいなのが出てくること。もちろんダジャレが好きだったりを面白いという人、そんなの気にならないといういう人には問題ないけど、ダジャレが苦手、つまらないと感じるという人は、ダジャレが出てくるということを前もって心の準備をしておけば楽しく読んでる最中にムッとしてしまわなくて済むかも。
もう一つは、健康に対する効果について。ちょっと参考にする程度だったり、豆知識として知っておくくらいだったらいいけど、決して鵜呑みにして頼りすぎることがないようにする必要がありそう。これはこの本に限った話ではないけど。今現在自分自身の体で悪いと思うところがあるなら病院に行けばいいし、予防的なことを考えているのは定期検診をしっかり受けるというのがいいかと。そしてその担当医のアドバイスに従うことで十分な健康を得ることができるかと。
ということで、本著により普段よく食べている植物について色々な秘密を知ることができて良かったし、考えすぎたら美味しいものも美味しくなくなってしまうかもしれないから、たまに思い出しながら食事をしてみるのもいいかなぁと思った今日この頃。
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