学習環境
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解析入門(上) (松坂和夫 数学入門シリーズ 4) (松坂 和夫(著)、岩波書店)の第6章(関数の近似、テイラーの定理)、6.1(テイラーの定理)、問題3の解答を求めてみる。
問題の仮定が、 f は閉区間
で微分可能で連続である。
また、
なので狭義単調増加である。
このことと 中間値の 定理より、
を満たす
がただ1つ 存在する。
(証明終)
よって、 問題の斬化式によって定義される数では、関数 f の
における接線と x 軸との交点の座標が
であるという幾何学的意味をもつ。
問題の仮定
より、 f は凸関数である。
このことと、 (b) より、
よって数列は強い意味で単調減少して、収束する。また、 c に収束するとすれば
よって、
である。
(証明終)
テイラーの 定理より、 ある
が存在し、
を満たす。
両辺を
で割ると、
問題の仮定と(d)より、
また、
よって 帰納法により 成り立つ。
(証明終)
コード
Python 3
#!/usr/bin/env python3 from sympy import pprint, symbols, Derivative, solve, plot, sqrt print('4.') x = symbols('x') f = x ** 2 - 2 f1 = Derivative(f, x, 1).doit() b1 = 3 def b(n): if n == 1: return b1 t = b(n - 1) return t - f.subs({x: t}) / f1.subs({x: t}) bs = [b(n0) for n0 in range(1, 11)] for i, b0 in enumerate(bs, 1): print(f'{i}: {float(b0)}') print(float(sqrt(2))) fs = [f1.subs({x: b0}) * (x - b0) + f.subs({x: b0}) for b0 in bs[:3]] p = plot(f, *fs, (x, 1, 3), ylim=(-1, 7), show=False, legend=False) colors = ['red', 'green', 'blue', 'brown', 'orange', 'purple', 'pink', 'gray', 'skyblue', 'yellow'] for o, color in zip(p, colors): o.line_color = color p.show() p.save('sample4.png')
入出力結果(Zsh、cmd.exe(コマンドプロンプト)、Terminal、Jupyter(IPython))
% ./sample4.py 4. 1: 3.0 2: 1.8333333333333333 3: 1.4621212121212122 4: 1.4149984298948028 5: 1.4142137800471977 6: 1.4142135623731118 7: 1.4142135623730951 8: 1.4142135623730951 9: 1.4142135623730951 10: 1.4142135623730951 1.4142135623730951 %
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