2019年12月17日火曜日

読書環境

今日読んだ本、第二の地球が見つかる日 (朝日新書) (渡部 潤一(著)、 朝日新聞出版)の感想。

広い宇宙には地球以外にも似たような惑星が存在する、そして地球外生命体が存在する可能性もかなり高いって話をよく聞いたことがあるから、実際に今現在どのくらい分かってるのか気になって本著を読んでみることに。実際に地球のような惑星は発見されているのか、発見されてるとしたら、生命が存在した痕跡があるのかとか知ることができればいいなぁと思って。

内容は、ある天文学者、宇宙に好奇心旺盛な人、人達の物語、小説っぽい話の割合が多かった。そして他には、天文学、宇宙に対する人類、あるいは科学者たちの、著名な科学者たちの考え、概念、捉え方等の歴史、変化等の話。この2つの話が多くの割合を占め、そしてその他現状の話という感じだった。

なので、最初に書いた本著の目的とはちょっと合わなかったかも。あくまで現代、現状の科学的な解説の話が主な話だと想像していたから。このことから、現状の科学的に分かっていることの詳細を知りたいという人にはちょっと物足りないかも。また、そうではなく科学、宇宙、天文学等が苦手だという人には小説、物語のような話が多いことからある程度入りやすい一冊。

ただ、目的とは違ったものの、物語、小説として読んでも面白い内容だった。またその話の中で、天文学者の人はどのようなことに興味を持ったり、どのような研究、取り組み等をしてるのかということも知ることができたし。

他にも天文学の歴史の簡単ないい復習にもなった。歴史上の偉大な科学者、天文学者のおかげで現在色々なことが分かっているということを再確認もできたし。

本著を読むことにした目的については、側から見た印象は僅かだけど一歩ずつその存在の可能性がより現実に見つかりそういなっていることを知ることができた。僅かだから大したことないと感じるかもしれないけど、あくまで側から見たら僅かなだけで、科学的には大きな一歩を進み続けている、発見の可能性がかなり高まっているのかも。

ということで、最初の目的とはちょっと違ったものの、どちらかというと物語、小説を読む機会は少ないから、本著がその機会を作るきっかけになって良かったし、また、その中で天文学についての歴史の復習、そして現状を知ることができて良かった今日この頃。

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