読書環境
今日読んだ本、 ダムの科学[改訂版] 知られざる超巨大建造物の秘密に迫る (サイエンス・アイ新書) (一般社団法人 ダム工学会 近畿・中部ワーキンググループ(著)、SBクリエイティブ)の感想。
ここ数年、大雨などで自然災害がよく発生してる印象、あくまで印象で実際にここ数年特に多かったかどうかは分からないけど、があったから、その時に活躍してるだろうダムについて知るのもいいかなぁと思って本著を読んでみることに。もちろん、活躍できなかったこと、逆にダムがあるからこそ起きてしまったことも何かあるかもしれないし。
内容は、とにかく幅広い範囲を網羅してる感じで、そしてそれぞれのことについてもかなり詳細な解説があった。ダムとは何かってことから、ダムの歴史、実際の計画、建設、種類、活用方法、維持、寿命、再生、再開発、起きてしまった事故、最新のことなど色々な話。それも、日本のダムの話だけではなく、世界のダムの話もあって面白かった。
個々の詳細の話はもちろん面白かったもののが多かったけど、特に興味深かったのは、言われてみれば単純だけど、水を溜める効果だけではないという話。今までダムのイメージ、基本的な機能は水を止める、溜める、流すということで、あくまでそれらが基本機能で、それを利用して農地等への安定した水の供給や発電、洪水、災害の防止等だと思っていたけど、それ以外の機能があるということが意外でなるほどなぁと思った。
また、ダムの建て方、水の溜め方や流し方には色々な種類があるとはなんとなく知っていたけど、そのことについてはっきりと知ることができたのが良かった。特に最新技術については驚くようなことも結構あって面白かった。
ということで、ダムについて様々なことを知ることができて良かったし、また、ダム観光、ツアーというのも流行っているみたいだから、実際に見るとその大きさなどを実感してさらに凄さを感じることもあるだろうし、また綺麗な自然を見ることもできそうで良さそうだから、そのようなツアーに参加してみる機会を作るのもいいかなぁと思った今日この頃。
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