2020年1月29日水曜日

学習環境

ラング線形代数学(上) (ちくま学現文庫)(S.ラング (著)、芹沢 正三 (翻訳)、筑摩書房)の3章(行列)、1(1次方程式)、練習問題2の解答を求めてみる。


  1. X = x 1 , , x n Y = y 1 , , y n

    を 連立1 次同次方程式の 任意の2つの解とする。
    また、

    a

    を体 K の任意の元とする。

    X + Y = x 1 + y 1 , , x n + y n k = 1 n x k + y k A k = k = 1 n x k A k + k = 1 n y k A k = O + O = O

    よって、 加法について閉じている。

    a X = a x 1 , , a x n k = 1 n a x k A k = a k = 1 n x k A k = a O = O

    よって、 n 未知数の連立1次円次方程式の解の集合は、 K の上のベクトル空間をなす。

    (証明終)

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