2020年2月22日土曜日

読書環境

今日読んだ本、誰かに教えたくなる 科学の雑学 (光文社知恵の森文庫) (造事務所(編集)、池田 圭一(著)、光文社)の感想。

科学の物語の本も面白いけど、雑学の本は、それはそれで気軽に読める気がして好みだから本著を読んでみることに。誰かに教えたくなると書名にあるからか、色々なことに気づくことができて面白かった。実際に誰かに教えるかどうかは別として。

雑学というだけあって、自然科学の色々な分野の話があった。基本的で大雑把な分野で言えば、物理、科学、生物、地学の色々な話。

また、それぞれの各分野でも、色々な話があって面白かった。いかにも科学の話、雑学って感じのものから、一見科学とは関係ないように感じる話、また日常のことを科学的に解説するような話など。

気づくことができた色々なことの一つとしては、今まで科学的な事実としては知っていたものの当然のことだと思ってたけど、何故なのかということを説明できない、知らなかったような話。それは難しいから説明できなかったり分からないという話ではなく、考えてみれば単純なことだったり。この意味で、科学に詳しいという人でも楽しめそうな一冊。

他には、科学的に考えたことがなかったような話。日常の当たり前だと思っていたことも、科学的にはそういうふうに説明できるてなるほどなぁと思う話が多かった。また、科学とは直線関係ないことが科学に影響を与えているというような話も色々事情があるものだなぁと思って面白かった。この意味では、日常のことから入っていくから科学が苦手な人でも楽しめるかも。全て読むというのではなく、興味をもった、目に止まった部分だけ読んでみるというのも良さそう。

また、かなり最近の話があったったのも面白かった理由の一つ。具体的なことの一つとしては、

2019年4月、ついに、ブラックホールを写真に収めたという…
という話。

ということで、本著により書名通り誰かに教えたくなるような、ただ、意味なく教えようとしたら面倒くさがられるかもしれないから注意しないといけないかも、科学の様々な雑学を知ることができて面白かったし、既知のことでも当然のことと思わず、さらにそれは何故なのか疑問をもち考えてみることの大切さを再認識できて良かったし、また、上記に記述したこと以外にも科学を活かした生活の知恵のみたいな話も色々あって、実際に役立ててみたくもなったし、科学について色々と楽しめて良かった今日この頃。

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