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解析入門(上) (松坂和夫 数学入門シリーズ 4) (松坂 和夫(著)、岩波書店)の第9章(関数列と関数級数)、9.1(一様収束)、問題2の解答を求めてみる。
2つの関数列はともに E で一様収束なので、任意の実数
に対して ある自然数 M、 L に対して、
ならば、 集合 E の 任意の元 x に対して
よって、
とおけば、
ならば、
よって、
ゆえに、 2つの関数列の和の関数列
も E で一様収束する。
(証明終)
2つの関数列は E 上で有界な関数列で E で一様収束なので、 問1により、 2つの関数列はともに 一様有界なので、 ある正の定数 A 、 B が存在して、任意の自然数が'よび任意の E 上の x に対して
よって、
とおけば、
ゆえに、 2つの関数列の積の関数列
は E で一様有界である。
(証明終)
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