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新装版 数学読本3 (松坂 和夫(著)、岩波書店)の第9章(図形と代数の交錯する世界 - 平面上のベクトル)、9.2(ベクトルの応用)、交点の位置ベクトルを求めることの問32の解答を求めてみる。
三角形の頂点 A を基準点とする位置ベクトルを考える。
点 L が辺 BC を m:1-m に内分するとすると
また、 ある実数 k が存在して、
よって、
この連立1次方程式の解を求めると、
ゆえに、
また L は線分 BC を
という比に分割する。
点 P が線分 B M を
という比に内分するとすると、
とおくと、
よって、
よって、
また、点 M は線分 CA を
という比に分割する。
点 P が線分 C N を
という比に内分するとする。
また、
とおくと、
よって、
ゆえに、
また、点 N は線分 AB を
という比に分割する。
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