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ラング線形代数学(上) (ちくま学現文庫)(S.ラング (著)、芹沢 正三 (翻訳)、筑摩書房)の4章(線形写像)、2(線形写像)、練習問題14の解答を求めてみる。
S を
の任意の凸な部分集合とする。
P、 Q を S の線形写像による像の任意の2点とすると、 ある S の元 A、 B
が存在して、
である。
P と Q を結ぶ線分について。
よって、 P と Q を結ぶ線分上の点は L による S の像の元である。
ゆえに、凸集合の線形写像による像は凸集合である。
(証明終)
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