2020年3月17日火曜日

学習環境

新装版 数学読本3 (松坂 和夫(著)、岩波書店)の第9章(図形と代数の交錯する世界 - 平面上のベクトル)、9.2(ベクトルの応用)、円とベクトルの問41の解答を求めてみる。


  1. 点 A を基準点とする 点 B、 C、 E、 G の 位置ベクトルをそれぞれ

    b,c,e,g

    とすると、 点 A を基準点とする M の位置ベクトルは

    m=e+g2

    また、

    BC=c-b

    よって、

    BC·AM=c-b·e+g2=12c·e+c·g-b·e-b·g

    正方形であることから

    c·g=0b·e=0

    また、

    c·e=cecosCAEb·g=bgcosBAGCAE=BAGc·e=b·g

    よって、

    BC·AM=0

    ゆえに、直線 MA と直線 BC は垂直である。

    (証明終)

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