2020年4月7日火曜日

学習環境

ラング線形代数学(上) (ちくま学現文庫)(S.ラング (著)、芹沢 正三 (翻訳)、筑摩書房)の4章(線形写像)、3(線形写像の核と像)、練習問題1の解答を求めてみる。


  1. w を像の任意の元とする。

    このときある

    v = c 1 A + c 2 B

    が存在して

    F v = w c 1 F A + c 2 F B = w

    よって 線形写像 F による像は

    F A , F B

    により生成されるベクトル空間である。

    ゆえに

    F A = F B = O

    の場合、 像は

    O

    であるか、

    F A , F B

    が 1次従属で1次元であるか、

    F A , F B

    が1次独立で 2次元であるかである。

    (証明終)

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