2020年4月10日金曜日

学習環境

新装版 数学読本3 (松坂 和夫(著)、岩波書店)の第10章(新しい数とその表示ー複素数と複素平面)、10.2(複素数と平面幾何学)、1直線上にある3点、同じ向きに相似な三角形の問14の解答を求めてみる。


  1. 複素平面上の三角形

    αβγ

    が正三角形である ことは、2つの三角形

    aβγ,βγα

    が同じ向きに相似であることと同値、すなわち

    γ-αβ-α=α-βγ-β

    であることと同値である。

    すなわち

    γ-αγ-β=-α-β2γ2-γβ-αγ+αβ=-α2+2αβ-β2α2+β2+γ2-αβ-βγ-γα=0

    と同値である。

    よって正三角形であるための必要十分条件である。

    (証明終)

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