2020年6月30日火曜日

学習環境

ラング線形代数学(上) (ちくま学現文庫)(S.ラング (著)、芹沢 正三 (翻訳)、筑摩書房)の6章(行列式)、10(線形写像の行列式)、練習問題6の解答を求めてみる。


  1. 問題の実政の上の ベクトル空間 V の任意の元v は

    v=a(sint)+b(cost)a,b

    と表わすことができる。

    この微分は

    dvdt=a(cost)-b(sint)

    よって微分演算によって与えられる線形写像は

    L(a(sint)+b(cost))=-b(sint)+a(cost)

    よって

    L(sint)=0sint+costL(cost)=-sint+0cost

    よって、 この線形写像に対応する行列は

    [0-110]

    ゆえに、線形写像の行列式は

    detL=det[0-111]=1

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