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微分積分学 (ちくま学芸文庫) (吉田 洋一(著)、筑摩書房)のⅣ.(積分法)、10.(定積分と面積)、問1.の解答を求めてみる。
閉区間
を小さい区間
に分割し、各閉区間における連続関数
の最大値をそれぞれ
とする。
場合分け。
の とき、
なので、 分割の過剰和について、
よって、
は過剰和すべての集合 の下界である。
閉区間を n 等分した分割を考える。
この分割に対する過剰和は、
よって、 任意の正の実数
に対して、ある自然数 N が存在して、
ならば
は過剰和の下限である。
ゆえに、
同様にして、
のとき
また
のとき、
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